人権エッセイ集

2016年度 あいどるとおく

6月号「広報「なかま」300号を祝して」

「『あいどるとおく』楽しみにしています」という有り難い声をいただきます。小欄を担当している者にとっては、この上ない励ましです。そして、この言葉に押されるように次号へと心が動きます。ご愛読ありがとうございます。
 

広報「なかま」は、本年度の総会議案書で300号を数えました。そこで今号は、広報「なかま」の歩みを振り返ることにします。広報「なかま」は、1962年5月に奈良県同和教育研究会機関紙「同和教育ニュース」として創刊されました。丁度、奈同教が結成されて10年の節目の年でした。同年に「むなつき坂をこえて」が発刊されています。ちなみにその年の4月に、全国同和教育研究協議会機関紙「月間同和教育」も創刊されています。1965年、名称を「同和教育ニュース」から「なかま」と改称しています。
 

この間、広報「なかま」は、奈同教の情報発信と、会員相互をつなぐ役割を果たしてきました。しかし、広報誌とは言え、不定期で全員配布はしていませんでした。それが、1997年から、全員配布になりました。そして、2000年6月から小欄の第一ステージ「などちゃんのアイドルトーク」が始まり、議案書を含めて年12回の発行となります。2000年3月には、200号を発行しています。その後、発行回数も事務局体制等の関係で少なくなりましたが、小欄だけは連載してきました。
 

小欄は、その折々の話題や何気ない出来事を題材にして、人権の視点で記述することを心掛けてきました。奈人教HPのバックナンバーをご覧いただき、時代の流れを感じていただければ幸いです。
 

創刊以来54年、編集に携わってこられた皆様に敬意を表するとともに、これから400号に向けて携わっていただける皆様に期待を寄せたいと思います。
 

また、会員の皆様からご意見・ご感想をいただければ幸いです。

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